先祖ではないけど……

nostalji2005-11-02

1721年(享保6年)11月2日、山下幸内という浪人が将軍・吉宗に召されて褒められました。吉宗が設置した目安箱に吉宗の財政政策を批判したんですね。「藩主的発想をやめて、将軍として広い視野から物事を判断すべきで、そのためには云々」と論断しました。吉宗は、将軍に意見具申する勇気と、その意見の正しさに感服したんですね。だけど、吉宗は幸内の提案を採用しなかったとさ。
録画していた『地獄の刺客』(1962年・大映/監督:池広一夫)を観る。佐渡送りの無宿人を護送する用心棒が藤巻潤なんですが、その強いこと、強いこと。護送隊を襲ってくる連中をバッタバタと斬り倒します。キャッチコピーが“二秒に三人!十秒に十七人!俺は斬る!”ですからね。しかし、殺陣に工夫はなく、ただ斬るだけなので飽きてきます。脚本は新藤兼人。社会派らしい結末になるのかと思っていましたら、海に向かって「バカやろう!」はないでしょう。青春映画してどうするんだ!
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昨夜放送されたBS2の『BSこだわり館(ローハイド)』の中で逢坂剛氏が、シェブ・ウーリーの歌を聴いたことがないと言ったので、急に聴きたくなってレコードを引っぱり出しました。テックス・リッターやテネシー・アニー・フォードと同じようなオーソドックスな唄い方で、ウエスタンソングを聴かせてくれます。ポーチの揺り椅子で風に吹かれながら聴いていると最高なんですけどね。画像はシェブ・ウーリーのLPジャケット。