雑学・東京行進曲

nostalji2005-11-27

東京へ帰るメンバーと一緒に帰京し、久しぶりに秋葉原をブラつく。これといって欲しいDVDもなく、結局大宮駅構内のCDショップで380円DVD『シャーロック・ホームズ殺しのドレス』と『東京スパイ大作戦』を購入する。
西沢爽:著の『雑学・東京行進曲』(講談社文庫:1984年9月15日第1刷発行)を、ホームのベンチで読了。残りわずかだったので、一気読みです。でもって内容は、昭和3年から6年の昭和初期の世相を、当時のヒット曲の歌詞を通して考察した本です。著者の膨大な雑学はそれだけで資料として価値がありますよ。エロ・グロ・ナンセンスの昭和初期は、現在の社会と似たところがあり、貧富の差が大きくなっていった昭和初期に近づきつつあるのじゃないですかね。ところで、「東京行進曲」に“仇な年増”という文句がありますが、当時は23〜4歳で年増だったんですね。私が持っていた年増のイメージは30歳過ぎだったので、勉強になりました。