待ち時間は読書

nostalji2006-01-23

大腸内視鏡検査結果を聞きに病院へ。結果は二つとも異形成レベル3ということで、切除することになりました。レベル2ぐらいだったら、切除するつもりはなかったのですけどね。2月中旬に入院検査、3月初旬に入院の予定で〜す。
待ち時間の間に前田武彦:著の『マエタケのテレビ半生記』(いそっぷ社:2003年6月30日第1刷発行)を読了。テレビ創生期から、テレビに関係してきた著者だけに面白い話がイッパイです。日本テレビの『茶の間のリズム』という番組で、17歳の女子高生だった三田佳子が司会していたなんて知らなんだ。そういえば、家族全員が“茶の間”に集まってテレビを見ることがなくなりましたねェ。子ども・父ちゃん母ちゃん・爺ちゃん婆ちゃんと、世代の異なる視聴者が一つの番組を見ていたので、誰が見ても面白い番組が昔はありました。誰が見ても面白い番組作りは、逆に誰が見ても面白くない番組になる恐れがあるので、知的レベルを最低にあわせた、まともな日本語が話せず、下品な態度や冗談だけを売り物にする番組が増えてくるんですね。テレビは文化事業なんだけどなァ。