考証無視のトンデモ映画

nostalji2006-02-07

朝起きたら積雪。前回と違って、日中に雪が降らなかったので、昼過ぎには殆ど溶けていました。
『壮烈新選組・幕末の動乱』が史実無視のトンデモ時代劇だと言ったら、友人がもっと史実無視のトンデモ時代劇があると言って『新選組』(1958年・東映/監督:佐々木康)を送ってきました。早速観たのですが、例によって片岡千恵蔵がリッパすぎ。将軍に意見したりして、会津容保より近藤勇片岡千恵蔵)の方が貫禄あるんですから。杉作を囮に鞍馬天狗東千代之介)を捕まえるのは卑怯と考え、わざと逃がしたり、薩長連合を知らせにきた月形半平太(大友柳太朗)に対して、正々堂々と戦おうと言ったり、目がテンになることだらけです。だけど、千恵蔵御大が言うと納得感があるんですよねェ。それにしても、鞍馬天狗月形半平太が登場するなんてムチャクチャだよ。次郎長映画に座頭市木枯し紋次郎が出てくるようなものですからね。でも、私はこんな映画が大好きなので〜す。
画像は、『新選組』のポスター。