銀盤に躍る

nostalji2006-02-24

荒川選手、おめでとう。トリノ・オリンピックで待望のメダル獲得。それも金! 
ところで、荒川選手しか現在できないと云われている“イナバウアー”という技が、1960年頃に活躍したドイツの女子フィギュア選手の名前からきていることは周知の通りですが、彼女が出演している映画があるんですよ。トニー・ザイラー主演の『白銀に躍る』(1962年/監督:ゲザ・フォン・ツイフラ)で、トニー・ザイラーの恋人役でした。映画の中心はイナ・バウアーのスケートで、実質的主演は彼女といえます。上体の反りは荒川選手ほど大きくないですけどね。画像は、イナ・バウアーの“イナバウアー
例によって、テレビ情報誌で来月の映画放送をチェック。西部劇にも、時代劇にも、話題の映画にも、興味をそそられるものなし。その時の気分で録画するものを決めましょう。
録画していた市川右太衛門主演の『宵祭八百八町』(1947・大映/監督:松田定次)を観る。時代劇には珍しく斎藤達雄が出演していましたが、斎藤達雄といえば戦前の小津作品の中心的存在でしたね。戦後は印象に残るような作品がないのですが、どうしちまったんだろォ……