録画していた『黒い稲妻』（１９５８年／監督：ハンス・グリム）を観る。１９５６年のコルティナ・ダンペッツォ冬季オリンピックで、アルペン３種目で金メダルをとったトニー・ザイラー主演のスキー映画です。トニー・ザイラーは、黒いスキー・ウエアーでジグザグの鋭角滑降する姿から“黒い稲妻”と称せられました。ホテルの秘書とのラブロマンス、ワックス盗難事件や少年の遭難事故などは刺身のツマのようなもので、ザイラーのスキーの妙技を楽しむ映画です。冒頭の滑降シーンから始まり、バンドネオンを弾きながら大勢の仲間を従えて滑るレビューシーン、警官との追いかけシーン、ラストのスキー大会シーンと、スキー・ファンでなくても楽しめる作品になっていま〜す。画像は、トニー・ザイラー。
ＨＰ：放出美級迷画座の「スキー・スケート映画」に追加アップ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/zanmai10/sukice.htm
