懐古趣味だけの内容

nostalji2006-04-08

昨夜、BS2で『お宝TV』を観る。新番組で第1回目は、「夢であいましょう」でしたが、永六輔さんのコメントがありませんでしたね。永さんは最近のテレビ制作に幻滅を感じていて、テレビと訣別したと聞いていましたが、ヤッパリでした。結局この番組も懐古趣味にすぎず、最近のテレビ批判になっていないのが残念です。昔の面白かった番組を分析し、現在の番組の問題点を追及するような番組を期待するのはハナから無理だよねェ。画像は、『夢であいましょう』の中島弘子さん。最近の素人さんは、テレビに出るとすぐにタレントずれしますが、中島さんはいつまでも謙虚でした。
録画保存していた西部劇『最後の弾丸』(1971年/監督:アンドリュー・V・マクラグレン)を観る。15年くらい前に観て、そのままにしていたビデオのせいか、途中で画像が乱れるところが数箇所ありました。それと3倍モードで録画しているのに、再生では勝手に標準スピードになるところが、途中に所々ありましたよ。古いテープは、要チェックですね。内容はというと、観直すまで完全に忘れていましたが、途中でラストの決闘シーンを思い出しました。残りの弾丸が2個となった主人公(ジョージ・ペパード)が、2個目を4発目の弾倉に入れ、ズドン、カチ、カチときて、弾丸が無くなったと思って敵が安心して出てきたところを、ズドン。つまり、“最後の弾丸”です。マクラグレン監督にしては今イチの出来で、忘れてしまうのも無理はな〜い。