ついでに

ビデオからDVDにダビングして録画保存していた『ジェリコ』(1967年/監督:アーノルド・レーヴィン)を観る。ディーン・マーティンが悪役を演じた本格西部劇です。
モリージーン・シモンズ)の駅馬車会社に投資したベン(ジョン・マッキンタイア)は、駅馬車ジェリコの町へ移送する途中でフラッド(ディーン・マーティン)に撃たれて負傷。駅馬車に乗っていたベンの相棒ドーラン(ジョージ・ペパード)がモリーのもとへ届けます。ジェリコの町はフラッドが支配しており、モリーはフラッドに対抗する組織を作ろうとして、ドーランに協力を求めますが……
元保安官ベンの凄腕保安官助手だったドーランが、手強い相手に最初は気乗りしなかったのですが、フラッドの暴虐ぶりを見かねてベンと力を合わせてフラッドと対決するという平凡な内容。フラッドがモリーに惚れていて、ドーランに何時何時までに町を出ていけというのも定番。撃ちあいシーンは色々ありますが、勝ち気なジーン・シモンズにニヤけるだけのディーン・マーティンの悪党ぶりに迫力がなく、今イチ盛り上がりません。マーティンとしてはイメージチェンジを狙ったのでしょうが、お気楽に歌を歌っている方がむいていま~す。

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