黒人西部劇

nostalji2006-04-16

昨日購入した『デスペラード・イン・ウエスト』(2005年/監督:ジャン・クロード・ラ・マール)を観る。監督と主なキャストが黒人というブラックスプロイテーション西部劇。困ったことに西部劇らしい雰囲気が全然ありません。ギャング映画のノリですね。女性シェリフが出てきたりして、もうムチャクチャ。時代劇で女性同心が出てくるようなものですよ。マカロニの方が、もっと西部劇らしく作っていま〜す。画像は、『デスペラード・イン・ウエスト』のDVDジャケット。
HP:西部劇シネマ館に「黒人西部劇」をアップ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/wzakka2/kokujin1.htm
知人から送られてきた『新選組血風録1』の「虎徹という名の剣」を観る。近藤勇の刀が虎徹というのは昔から有名で、子供の頃チャンバラゴッコで「今宵の虎徹は血に飢えている」なんて言ってカッコつけていましたからね。本人は虎徹と言っていましたが、近藤勇の刀が虎徹でなかったことは事実だったようで、第1話はそれがテーマになっていました。池田屋事件のチャンバラシーンから始まり、近藤勇の舟橋元は動きのよい立回りを見せています。冒頭の祇園祭のモブシーンは、映画からの使い回しですね。テレビ映画であれだけのエキストラは予算的に無理でしょう。東映には、膨大なフィルムが残っているのだから、テレビ時代劇のモブシーンにどんどん活用したらいいのにねェ。