ヒット曲を背景に

nostalji2006-12-03

録画していた小林旭主演の『惜別の歌』(1962年・日活/監督:野口博志)を観る。基本構造は、“渡り鳥”や“流れ者”シリーズと変わりはありません。地方都市を舞台(青葉城や松島といった観光名所が出てくるのだ)に、アキラを慕うヒロイン(笹森礼子)は悪党の娘というお馴染みのパターンです。『黒い傷あとのブルース』、『渡り鳥北へ帰る(北帰行)』、『さすらい』、それにこの作品をヒット曲シリーズと呼んでいますが、アキラに対抗するライバル役が軽い(前2作が郷硏治、後2作が平田大三郎)ので、対決が盛り上がりませ〜ん。
HP:放出美級迷画座の「アキラ映画」に追加アップ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/akira3/akira32.htm
三国志Ⅹ』は、本拠地を鄴に移して、ひたすら兵力アップ。晋陽より規模が大きいのと、武将が増えたので短期間で増大できました。晋陽防御のために、上党に部隊配置。太守の宋憲は史実では呂布を裏切るのですが、歴史が変化してきているので大丈夫でしょう。公孫瓉は平原も高幹軍に敗れて取り返され、勢力が落ちてきました。高幹軍にダイレククトに鄴を攻められないように界境に城砦を築き、公孫瓉の南皮を攻略。薊を挟撃するために、晋陽に部隊配置。太守の袁譚袁紹の長男だったが、父に嫌われて跡目を袁尚に奪われたため、合戦で捕えられて呂布の配下となったのです。南皮に攻め込んできた公孫瓉軍を破った後、一気に薊を攻略。さらに、帰還途中で界境を攻撃している高幹軍を撃破しました。戦争経験が豊富なので、呂布軍の強さは半端じゃないのだ。