丹波哲郎さんを偲んで、『五人の軍隊』（１９６９年／監督：ドン・テイラー）を観る。丹波さんは、ウィリアム・ホールデンと共演した『第七の暁』や、ショーン・コネリーの『００７は２度死ぬ』に出演した国際スターですが、私にとってはマカロニ・ウエスタンの『五人の軍隊』ですねェ。『五人の軍隊』の丹波さんの役名はサムライ。初登場シーンの扮装は中国人的感じでとてもサムライには見えません。だけど、美女（ダニエラ・ジョルダーノ）に不埒なことをしようとしたメキシコ軍の司令官とその部下をバッサ、バッサと斬りまくるところはサムライだァ。当然、その美女と仲良くなります。列車から振り落とされ、その列車を追いかけて、走る、走る。男は黙って存在感を見せてくれました。画像は、『五人の軍隊』の丹波哲郎とダニエラ・ジョルダーノ（ミス・イタリアなのだ）
安倍内閣が発足しましたが、驚きのない人事でしたね。安倍さんらしいといえば、それまでなのですが。美しい国づくりと言ったって、国民の心が荒みつつある格差社会を是正しないと、如何にもならないと思いますよ。
