“稼業”シリーズをアップ

nostalji2006-11-07

録画していた『助っ人稼業』と『ハリウッド恐怖生物大全』を観る。
『助っ人稼業』(1961年・日活/監督:斎藤武市)は、前2作と比べると格段に落ちます。二谷英明が主演に昇格したため、ジョーさんの相棒役は長門裕之になりましたが、二谷と比べると、長門は作りすぎていて自然な可笑しさがありません。それに物語そのものが面白くなく、印象に残るギャグもなかったですねェ。藤村有弘や近藤宏が普通の悪党役で、彼らのコミカル・センスを活かせなかったことも気に入りません。年に3本も作ったら粗製になりますよ。興行的にコケて、“稼業”シリーズはこれが最後となりま〜す。
画像は、『助っ人稼業』のポスター。HP:放出美級迷画座の「エースのジョー」に追加アップ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/zanmai06/sisido2.htm
『ハリウッド恐怖生物大全』(2004年/監督:ケビン・バーンズ)は、生物ホラー映画を通して、その動物が怪物化のモチーフとなった理由を紹介していく記録映画です。案内役のエルバイラは、ホラー番組のナビゲーターとしてアメリカでは有名なお姐さん。『恐怖のワニ人間』に出演したビバリー・ガーランドが、「怖がらなきゃいけないのに、おかしくて笑ってしまい、何度もNGを出した」とインタビューで語っていましたが、よ〜く、わかりま〜す。