何故か短命だった『戦国ロック・はぐれ牙』

nostalji2006-12-04

録画していた『戦国ロック・はぐれ牙』の#2「分銅金に死を賭けろ」を観る。#1「隠し銀山に欲望を斬れ」は、放送に気づくのが遅れて録れなかったのですが、梶芽衣子主演の『戦国ロック・はぐれ牙』は、カルトな時代劇ファンの間では有名な作品で、一度観たいと思っていたんですよ。だけど、放送当時は視聴率が低く、ワンクール(13回)もたずに9回で途中打切りになっています。何故、人気が出なかったかは、“百聞は一見に如かず”ということで……
「分銅金に死を賭けろ」ですが、御用金を奪った野武士がゴロツキの集まる村に逃げ込みますが、野武士たちは村人たちに殺され、代官(菅貫太郎)は村人たちから御用金を横取りしようとする、悪人ばかりが登場するマカロニ『情無用のジャンゴ』の世界でした。野武士の御用金強奪に巻き込まれた梶芽衣子は魅力イッパイで、池上金男の脚本も内容的に悪くないのですが、アップばかりの立回りは迫力不足です。菅貫太郎の悪ノリ演技も、演出次第で面白くできたのでしょうが、中途半端なものになっていて残念。『野良猫ロック』の時代劇版みたいなもので、オーソドックスな時代劇ファンにはウケなかったでしょうね。
三国志Ⅹ』は、高幹領の平原を攻略。泰山に城砦を築いて平原の防衛体制を作った後、平原の兵器製作所で衝車と井闌・霹靂車を作り歩兵と弓兵に配備しました。城門戦で衝車の効果は大きく、公孫瓉の北平と襄平を一気に攻略。公孫瓉を登用したら家臣になりました。