『三銃士』からの頂きだった

nostalji2007-01-13

録画していた『阿修羅三剣士』(1956年・新東宝/監督:中川信夫)を観る。考証的には?なのですが、そこそこ楽しめました。深刻なところが全然ない能天気なチャンバラ映画です。関口弥太郎が、柳生又十郎と伊藤典膳の二人と義兄弟になる件は、デュマの『三銃士』からの頂きのような気がしますね。全体的には平凡な演出ですが、ラグビーのボール・パスのように観音像を持って走り抜けるシーンに中川演出の片鱗を見ました。一心太助役の御木本伸介の走りっぷりが良かったで〜す。画像は、関口弥太郎役の小笠原弘。といっても、知っている人は少ないでしょうね。私もチャンネルNECOで放送される新東宝時代劇を観るようになってから知ったのですから……
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三国志Ⅹ』は、同盟している孫権が江夏を支配。背後に心配がなくなったので、劉璋に奪われた永安を奪還しました。しかし、曹操軍に劉備本隊が敗れ、襄陽を失い、桂陽が劉備の本拠地になりました。我が孔明軍団は、兵力を整え、襄陽→上庸→新野→宛を攻略したのだ。