虚無僧って、知ってるかい?

nostalji2007-01-14

画していた『虚無僧変化・鍔鳴り街道』(1956年・大映/監督:弘津三男)を観る。昨年3月14日に観た(日記の検索で確認したのだ)『虚無僧変化』の後編です。演出が悪いのか、スリルもサスペンスもありません。野球でいえばローテーションの隙間を埋めるような穴埋め的作品なので、適当に作られたのでしょう。ところで、黒川弥太郎率いる虚無僧集団が主人公(林成年)を助けるのですが、最近のテレビ時代劇では虚無僧を見かけることが少なくなりましたね。虚無僧というのは、禅宗の一派である普化宗の有髪の僧で、天蓋で顔を隠し尺八を吹いて托鉢の旅をします。会判と呼ばれる身分証明書があれば通行手形なしで諸国を廻ることができたので、隠密とか逃亡者の出てくる時代劇には都合のよい存在です。この作品では、黒川弥太郎は隠し目付けでしたね。
HP:チャンバラワールドの「連続チャンバラ活劇」に追加アップ⇒http://www.asahi-net.or.jp/~uy7k-ymst/chzak07/renkatu1.htm
三国志Ⅹ』は、宛で弩兵から元戎弩兵に、歩兵から重歩兵さらに近衛兵に部隊強化。孫権曹操が中原で交戦中だったこともあって、長安→安定→漢中→武都→天水→西平→武威と、一気に西北を制圧しました。その間に劉備関羽軍団が、雲南→永昌→建寧→江州と攻略し、関羽も都督に任命されたのだよ。