オタクかマニアか

nostalji2007-01-18

岡田斗司夫:著の『オタクの迷い道』(文春文庫:2003年2月10日第1刷発行)を読了。オタクの定義が面白いです。「昭和30年以前に生まれたオタクたちは、オタクというより“マニア”であり、研究者であった。昭和30〜40年代生まれは、“生まれたときから子供文化まみれの世代”であり、前の世代に比べるとやや消費者的側面が強くなる。しかし、昭和50年代以後に生まれた世代は“完全消費型オタク”が多い」とは、ウ〜ン、当っているなァ。最近の秋葉系オタクなんて、薀蓄をかたむけるわけでなし、完全に消費型ですね。ところで、オタクという場合、私はアマチュアの世界だと思っています。オタクというのは仲間うちで通用するだけで、著者のようにオタクを商売にしている人はプロであって、純粋なオタクとは言えないような気がしますねェ。良い映画を観ないで、如何でもいいような映画ばかり録画して観ている私は、やっぱりオタクというよりマニアかなァ。
三国志Ⅹ』は、河内→上党→鄴→晋陽→南皮→薊→北平→襄平と攻略し、224年3月に曹操を滅ぼす。これで、中国は劉備孫権と2分されたのだ。