力道山の伝記

nostalji2007-03-04

録画していた『力道山』(2004年/監督:ソン・ヘソン)を観る。時間軸の入り繰りはあっても、史実に則した展開になっています。ソル・ギョングの演技も力道山の雰囲気を伝えています。急に怒り出すところなんかね。私のような力道山に対して深い思い入れのある年代にとっては懐かしさに満ちた作品ですが、韓国人から見た力道山像が描ききれていません。力道山が生存中、大半の日本人は力道山朝鮮人だと知りませんでした。私も長崎県大村出身と信じていましたからね。力道山朝鮮人であることを隠し、メディアも大衆のヒーローは日本人の方が都合が良いので暴くことをしませんでした。「英雄は日本人でなければならない」ということ自体が差別なのですが、それを巧く描けなかったところがこの作品の弱さです。韓国映画なのに韓国で受けず、日本で評判が良かったのは、差別問題が前面に出なかったからでしょうね。画像は、力道山
HP:放出美級迷画座へ「伝記映画」をアップ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/ykoram/denki1.htm
三国志Ⅹ』は、南皮を攻略した後、平原太守に魏延を任命し、河北で戦役を発令。薊、北平、襄平を攻略して袁紹を滅ぼしました。