女ガンマンといえば……

nostalji2007-03-08

ゲイル・デービス主演のテレビ西部劇『アニーよ銃をとれ』のDVDボックスが届いたので、早速第1巻を観る。実在した女ガンマンといえば、カラミティ・ジェーンやベル・スターも有名ですが、彼女のたちの銃の腕前については、はっきりした記述は残っていません。誰もが認める銃の名人となると、アニー・オークリーしかいないでしょうね。彼女が有名になったのは、バッファロー・ビルのワイルド・ウエスト・ショーで銃の妙技を見せたからでして、その彼女がワイルド・ウエスト・ショーに参加したのが1885年の3月8日でした。
でもって、『アニーよ銃をとれ』ですが、アメリカで1953年から56年にかけて放送された人気テレビ・シリーズ(全81話)で、今でもアメリカにはファンサイトがあります。日本では57年にKRテレビ(現:TBS)で26話が放送され、61年にフジテレビで再放送されました。私が観ていたのは、フジテレビで放送された時で、好きな西部劇のひとつでしたね。
実在のアニーは空中に放り上げたトランプ(ハートの6)が地上に落ちるまでに、その全てのハートマークに穴をあけたそうですが、ゲイル・デービスのアニーも、タイトルシーンで、馬を走らせながら鞍の上に立ち、拳銃でスペードの9の真ん中を射抜きます。このテレビシリーズは全くのフィクションですが、ゲイル・デービスの颯爽とした拳銃捌きに、子供の頃、心躍らしたものですよ。画像は、実在のアニーと同じポーズをとる、ゲイル・デービスのアニー。