なんともならない世の中

nostalji2007-03-28

植木等さんが亡くなる。享年80歳。「サラリーマンは、気楽な稼業ときたもんだ。こつこつやる奴ァ、ごくろうさん。分っちゃいるけど、やめられねェ。ハイ、それまでヨ。ぐちは云うまい、こぼすまい。そのうちなんとかなるだろう」と、1960年代前半(昭和30年代後半)は、高度成長を前に笑い飛ばす明るさがありましたよね。だけど現在は、植木等さんの死と共に、なんともならない世の中にドンドンなっていくような気がします。画像は、『植木等スーパーベスト』のCDジャケット。「スーダラ伝説」が聴きたくてねェ。
テレビ西部劇『ボナンザ』(ディスク1)の「怒れる商人達」と「スペインの所有権」を観る。「怒れる商人達」は、中国人排斥をスローガンとしている市長候補が無実の中国人をリンチにしようとする物語。セミレギュラーのカートライト家の中国人コック・ホプシンが登場します。
「スペインの所有権」は、土地の所有権を立てに開拓者から土地を取り上げようとするスペイン人の横暴にカートライト一家が立ち向かう物語。『ボナンザ』は、ネバダ州のポンデローサ地区とバージニアシティ周辺が舞台となっています。ネバダスペイン語で“雪をいただく”の意味で、1776年に最初の欧米系白人としてスペイン人が到来しているんですね。