『ボナンザ』は今日でおしまい

nostalji2007-04-13

テレビ西部劇『ボナンザ』(ディスク11)の「ホスの恋」と「うるさい娘」を観る。「ホスの恋」は、ベンの親友レイトンの未亡人と恋に落ちたホスの物語で、ギャンブル好きの未亡人は半魚人に襲われる美女で有名なジュリー・アダムスでした。それにしても、酒場に置いてある原始的なスロットマシーンにはビックリしましたね。今まで西部劇で目にしたことがなかったものですから。画像は、ホス(ダン・ブロッカ)とジュリー・アダムス。
「うるさい娘」は、ケンタッキーからの移住者とカートライト一家の対立を描いた物語。ケンタッキー人は偏屈で頑固というのはアメリカでは一般的事実なんですかね。やたらとケンタッキーライフルをブッ放す悪党移住者になっていたのがジャック・イーラムでした。
でもって、『ボナンザ』のDVDを観終えたのですが、カートライト一家は1960年代のアメリカそのものですね。豊かで恵まれていて、勝者としての余裕が感じられます。彼らの正義はアメリカの正義で、アメリカ国民の心情を具現化していたと思いますよ。アメリカにおいて絶大なる人気西部劇だったのが解る気がします。
ところで、舞台となっているポンデローサですが、タイトルにでてくる地図がおかしいのに気づきました。その地図ではカーソンシティとリノが東西の位置になっています。実際のカーソンシティとリノは南北の位置関係になります。それにネバダとカリフォルニアはタフ湖をはさんで東西に位置しています。地図の上部が北でなく東なんですね。最初、ポンデローサはタフ湖の北に広がるエリアだとばかり思っていましたよ。