ボナンザ関連で

nostalji2010-01-29

録画保存していた『ボナンザ・リターンズ』(1993年/監督:ジェリー・ジェームソン)と『新ボナンザ・カートライト一家の絆』(1995年/監督:マーク・ティンカー)を観る。1905年のポンデローサを舞台にした、ベン・カートライトが死んだ後の孫たちの物語ね。牧童頭のブロンク(ベン・ジョンスン)がベンの遺言でポンデローサの管理を任されているのですが、悪名高い鉱山主のブランデンバーグ(ディーン・ストックウェル)がポンデローサの土地買収に乗り出し、ベンの孫たちがポンデローサに帰ってきます。長男のアダムの息子アダムJrは病気で寝ている父の代わりにカリフォルニアから、事故で死んだホスの息子ジョッシュは父を訪ねて(母親はホスが死んだとは知らず、捨てられたと思って行方をくらましていた)、米西戦争で死んだジョーの息子ベンジ(『ボナンザ』でジョー役だったマイケル・ランドンの息子マイケル・ランドン・Jr)と娘サラはボストンから(母親は牧場生活になじめず子どもを連れてジョーと別居)、ポンデローサに集まるんですな。最初はポンデローサ売却を考えていた孫たちは、ポンデローサの自然に触れ、ブランデンバーグの乱開発計画を知って、ポンデローサを守るために立ち上がり、カートライト一家が一致団結することになるのです。
『新ボナンザ・カートライト一家の絆』は、孫たちは全員ポンデローサで暮らしており、傷を負ったフランク・ジェームス(レナード・ニモイ)を助けます。フランク・ジェームスは親友のブロンクを訪ねてきたのですが、ピンカートン探偵局のシリンゴに狙われているんですな。シリンゴは有名な無法者を殺すことを生きがいとしており、シリンゴが雇った殺し屋集団とカートライト一家の戦いとなります。シリンゴは実在の人物なのですが、ここでは性格異常者として描かれていましたね。
父親的存在のブロンクの他に、牧童のジェイコブ(リチャード・ラウンドトリー)とコックのバックシュート(ジャック・イーラム)が孫たちの相談相手として両作品に登場しています。ちなみに、マイケル・ランドン・Jrの他に『ボナンザ』でホス役だったダン・ブロッカーの息子ダーク・ブロッカーが新聞記者役で出演していますよ。ダーク・ブロッカーは太っていないので、ホスの息子のジョッシュ役はブライアン・レックナーね。孫たちのキャラは父親のキャラに似せており、『ボナンザ』を知る年代には楽しめる作品で〜す。
画像は、『新ボナンザ・カートライト一家の絆』の米DVDジャケット。