それでも新東宝

nostalji2007-05-14

録画していた『無警察』(1959年・新東宝/監督:小森白)を観る。新東宝のアクション映画というのは、しっかりした骨組みがなく、散漫な物語展開で暗くフニャフニャしたものが多いですね。この作品もそうで、警察も簡単に手出しができない“無警察地帯”のギャング(丹波哲郎)を描こうとしているのか、“無警察地帯”の犯罪を暴こうとする新聞記者(天知茂)を描こうとしているのか、“無警察地帯”の闇に生きる女(小畑絹子)を描こうとしているのか、全くわかりません。おそらく、その全部を意図したのでしょうが、結局、中途半端なものになっています。新東宝の映画って続けて観るには辛いところがありますが、カップラーメンと同じで、たまに味わう分には珍味の楽しみがありま〜す。画像は、天知茂と小畑絹子。ラストは、天知茂丹波哲郎と拳銃で射ちあうのだ。
ヤクルトの販売子会社が、売れ残りを回収して、賞味期限間際に短期間で売れる所へ再納品していたとのこと。これって、新聞記事にするような内容ですかね。昨年の7月〜10月だけのことであり、本社が気づいて現在は厳禁しているんでしょう。調べたことは何でもかんでも記事にしようとする貧乏根性丸出しです。