どんどんレベルダウン

nostalji2007-08-13

録画していた『明治大帝と乃木将軍』(1959年・新東宝/監督:小森白)を観る。『明治天皇と日露大戦争』、『天皇・皇后と日清戦争』に続く新東宝の“明治天皇”三部作の最後の作品です。渡辺邦男→並木鏡太郎→小森白と監督のレベルがどんどん下がってきて、内容もどんどん安易なものになっていますね。旅順攻略が明治天皇嵐寛寿郎)の励ましによる根性だなんてシラケますよ。児玉源太郎沼田曜一)も乃木に替わって指揮するわけでなく、天皇の言葉を伝えるだけとはね。それにしても、アラカン明治天皇はピッタシでした。あまりピッタシすぎたために大損をしたとアラカンは語っています。「天皇陛下、これはツブシがききまへんな。ドロボーや人殺しの役、もうでけしまへん。ヤクザの親分もあかん、助平もご法度だ。ボロボロのジジイになって役柄思いきって変えられる時節がくるまで、待たなしゃーない」
画像は乃木将軍の林寛。ちなみに乃木将軍も三部作の全てを林寛が演じていて、ピッタシはまっていました。HP:放出美級迷画座の「歴史劇」に追加アップ⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/zanmai09/rekisi4.htm
PS2で『信長の野望・蒼天録』をプレイ。佐竹家より娘・芹の養子縁組の依頼があり承諾しました。6城を有する佐竹家の力は侮れず、北条との防波堤になってもらおうと考えたからです。予想通り、佐竹は北条領に侵攻し、当家との戦いで弱まった城を次々攻略していきました。当家としても、佐竹に漁夫の利を与えるわけにいかず、北条の宇都宮城を攻略して関東進出を果たしましたけどね。それよりも、東部戦線は佐竹に任して、奥羽侵攻を開始。湊城の安東家を降伏させた後、三戸城の南部を攻略。武将は3人しかいないものの、城の防御が高く、かなり手こずりました。1597年が終了して主な勢力の情勢は、豊臣:23国44城、徳川:8国11城、北条・6国12城、島津:6国11城、龍造寺:4国10城、長宗我部:4国9城、佐竹:6国9城。