日清戦争の映画

nostalji2007-08-12

録画していた『天皇・皇后と日清戦争』(1958年・新東宝/監督:並木鏡太郎)を観る。『明治天皇と日露大戦争』の大ヒットにより二匹目のドジョウを狙った新東宝オールスターによる総天然色シネスコ大作です。明治27年8月1日の清国への宣戦布告から、日清戦争に勝利して三国干渉を受諾するまでを描いており、色々な挿話を軍歌と詩吟で配して観客の感情に訴えようとする、いかにも大蔵貢が好きそうな内容ですね。撮影中は、常に監督のそばにいて口出ししたそうですから、監督はやりにくかったでしょう。日露戦争における“203高地”や“日本海海戦”のようなドラマチックなものが日清戦争にはないので、どうしても盛り上がりのないものになります。題材としては面白味のないものだから、天皇嵐寛寿郎)だけでなく皇后(高倉みゆき)まで引っ張り出してきたんでしょうね。日清戦争における歴史的意義はどこにも描かれず、東洋平和を願う天皇に、国民を想う皇后という皇室礼賛映画で〜す。画像は皇后役の高倉みゆき。
PS2で『信長の野望・蒼天録』をプレイ。1582年秋:清洲会議伊達輝宗で開始しました。レベルは超級。開始してすぐに政宗を世継に任命し、輝宗を隠居させて家督政宗に譲りました。武将は一人でも欲しいので、現役にして城に残します。周辺の大名の蘆名・佐竹・最上・相馬・田村とは開始当初は縁戚関係にあり、攻められる心配はないのですが攻め込むこともできません。でもって、縁戚関係のない城から攻略し、縁戚関係が解消したところから順次潰していきました。それも、他勢力が攻撃して弱まった城を狙うというやりかたでね。