「赤いグラス」の作曲家

nostalji2007-11-26

牧野昭一:著の『赤いグラスのいい出逢い』(総合企画:1997年11月30日初版発行)を読了。アイ・ジョージと志摩ちなみのデュエット・ヒット曲「赤いグラス」を作曲した牧野昭一が、交際した人たち(24人)との思い出・エピソードを綴ったものです。著者が作曲した「山の湖」を「夕陽の丘」にそっくり似せて作ったと語っていますが、言い訳のような気がしますね。当時、誰かに盗作と言われたんじゃないかなァ。この手の本は、100%信じることはできませんが、色々推測する楽しみはあります。例えば、日本テレビから田宮二郎に主演のオファがあったというテレビドラマ『三十三階の男』は、後年、中丸忠雄主演で放映された『37階の男』じゃないかな。都会派アクションには、田宮二郎はピッタリですからね。資料性はともかくとして、朝日ソノラマの製作話とか、昭和30年代を懐かしむことができて、満足で〜す。