抜書き評伝

nostalji2008-06-26

図書館で借りてきた堀切直人:著の『渥美清』(晶文社:2007年9月15日初版発行)を読了。著者自らが関係者に取材した渥美清論でなく、既存の文献から抽出した渥美清論です。あとがきにあるように引用文のモザイクといった内容の本です。著者は私と同じ昭和23年生まれ、渥美清を知ったのはテレビからというのも同じですね。渥美清に関する実体験がないのですから、評伝を書く方法としてはこういうやり方になるでしょうね。ポイントを選び出して一つの結論に結び付けていくのは団塊の世代の得意とするところで〜す。ちなみに、表紙画像のイラストは南伸坊