定期検診にJ医大病院へ。今年最後の診療日とあって待っている患者の多いこと。例によって諸々の待ち時間の間に、赤瀬川隼:著の『少年は大リーグをめざす』(集英社文庫:1998年7月25日第1刷発行)を読了しました。雑誌や新聞に書かれた野球に関するエッセイや対談、短編小説を収録したものです。著者の言っていることは、良識ある野球ファンなら誰でも思っていることなんですよ。特に、下手な解説者・煽るだけのアナウンサーによるテレビ放送や、うるさい応援団は野球観戦にジャマなだけですね。今年引退した野茂のおかげで大リーグの状況が身近に伝わるようになり、ファンの目が肥えてきたというのに、プロ野球機構は旧態依然のままということもね。大リーグのように放映権は球団が管理するのでなく、コミッショナーの管轄下におくべきですよ。試合日程も、きっちり決めてペナントレース終了から日本シリーズまでの間をあけないことも大事ですね。日程が間に合わなければダブルヘッダーをしてもいいじゃありませんか。そのためには、ナベツネのような老害には、さっさと現場から去って欲しいで〜す。
ブックオフで『団塊の世代とは何だったのか』『10年後の日本』『世界の日本人ジョーク集』を、ジュンク堂で『此よりは荒野』を購入。今年読んだ本は、マンガを除くと30冊でした。来年は……