時代を感じさせる映画パンフ

nostalji2009-02-16

画像は、『大いなる西部』の映画パンフ。『大いなる西部』のレビューのために、パンフレットを読み直したのですが、内容そのものより1958年当時の雰囲気を感じて面白かったですね。
出演者たちの身長が記されているのですが、グレゴリー・ペック=六尺二寸半、チャールトン・ヘストン=六尺二寸、チャールズ・ビッグフォード=六尺一寸半、バール・アイブス=六尺一寸、チャック・コナーズ=六尺五寸半と、尺貫法なんですよ。メートル法が施行されたのは翌年(1959年)からでしたね。ちなみにメートル法になおすと、グレゴリー・ペックは……
それと、西部劇の歴史に関連して紹介されている西部劇十人の侍は、ウィリアム・S・ハート、トム・ミックス、ハリイ・ケリイ、バック・ジョーンズ、フート・ギブスン、ゲーリー・クーパージョン・ウェインランドルフ・スカット(表記のまま)、ウィリアム・ボイド、グレン・フォードね。バック・ジョーンズやフート・ギブスンを知っている人って、現在ではあまりいないでしょうね。ちなみに、このパンフは南部圭之助が編集しており、かなり充実した内容となっていま〜す。