通販の新聞広告によると、西部劇ＤＶＤ３４巻セットが１２０００円とのこと。１巻当たり３５３円なので格安ですね。おまけに、『ローンレンジャー』５巻がサービスとしてついているんだと。私は全て所持しているので購入するつもりはありませんが、これから西部劇を楽しみたいという人には、お買い得ですね。
この中で私のお薦めの１０本は、『駅馬車』『黄色いリボン』『シェーン』『ガンヒルの決闘』『荒野の決闘』『砂塵』『赤い河』『真昼の決闘』『白昼の決闘』『西部の王者』です。
画像は、『白昼の決闘』のＤＶＤジャケット。格安ＤＶＤが発売される前に購入したもので、４７００円もしたんですよ。『白昼の決闘』（１９４６年／監督：キング・ビダー）は、ひとりの娘（ジェニファー・ジョーンズ）を巡って兄弟（ジョゼフ・コットンとグレゴリー・ペック）の愛憎を描いた西部劇ですが、単なるメロドラマだけでなく、新旧二つの世代の対立を描いており、同じように古い西部の終わりを描いた『大いなる西部』と比較しても遜色ない作品です。一般的には何故か評価が低く、中身のない金をかけた（製作費６００万ドル）だけの映画と云われていますが、スケールの大きさ、映像の美しさ、誰が何と言おうと名作の名に値する作品で〜す。
