画像は、『君の名は』の佐田啓二と岸恵子。『君の名は』は、メロドラマの代名詞となるくらい大人気となったNHKの連続ラジオドラマでした。“ラジオの放送が始まると女湯がカラになる”というのは、映画化にあたって松竹が考え出したキャッチコピーだったようですが、それが真実と思えるくらいの人気番組だったんですよ。でもって、何故、『君の名は』かといいますと、主人公の後宮春樹(佐田啓二)と氏家真知子(岸恵子)が初めて出会ったのが1945年5月24日ね。空襲になり、1年後の再会を約して、名前も聞かずに別れるんですな。場所は数寄屋橋で、原作者の菊田一夫は映画『哀愁』をヒントにしたと語っています。
映画の方は全三部作で製作され、私は母親の膝の上で見ています。母親と一緒に見た最初の映画(内容は憶えちゃいませんが)で、想い出の映画として録画保存しているのですが、放ったらかしのままね。録画保存したままになっているのが、他にもイッパイあるんでねェ。