そのうち追い抜く

nostalji2009-11-06

韓国時代劇『龍の涙』(再放送)の第1回を観る。毎週金曜日に同じBS日テレで放送されているのですが、私が観始めたのは第6回からだったものでね。『龍の涙』は、李氏朝鮮(朝鮮王朝)第3代国王イ・バンウォンを主人公にした物語です。最高視聴率49.6%を記録した人気ドラマですが、1996年に放送された古い作品なので、最近の韓国時代劇のようなフィクションだらけのドラマ的面白さはありません。朝鮮史に興味がなければ、はっきり言って退屈しますね。時代的にリンクする『大王世宗テワンセジョン』(これもBS日テレで放送中)と観比べると、その違いがよくわかります。ところで、『龍の涙』は全159話なので、毎月曜〜金曜放送の再放送が、週1回の本放送を、そのうち追い抜くんじゃないかなァ。画像は、イ・バンウォン役のユ・ドングン。
民放テレビのCM収入が大幅に減少しているとのこと。在京キー局5社計で、前年より661億円も減っているのだから大変です。番組制作費のカット→チープな番組の氾濫→視聴者の減→さらなるCM収入の減という悪循環になるような気がします。オンタイムでひとつの番組を見続ける時代じゃなくなり、DVD収入や海外への放映権販売などCM収入に頼らない番組作りが必要でしょうね。海外からドラマを買うのでなく、逆に売り込むくらいになって欲しいもので〜す。