国の発展はインフラ整備

nostalji2011-05-10

1869年5月10日、米大陸横断鉄道開通。ユニオン・パシフィック鉄道が東から、昔からあったオレゴン・カリフォルニア・トレールに沿ってネブラスカ、ワイオミングを西進してユタ州に入り、セントラル・パシフィック鉄道が西から、サクラメントからシェラネバダ山脈の険しい山腹を越え、ネバダの砂漠を東進して、グレート・ソルトレイクの北に広がった荒野で合流しました。両鉄道はレールに黄金の犬釘を打って結ばれ、その地点はプロモントリー・ポイントと呼ばれています。
鉄道工事は西部劇には欠かせない素材で、物語の背景として多くの作品に登場します。大陸横断鉄道そのものを題材としたのに、『大平原』(1939年/監督:セシル・B・デミル)がありましたね。戦前の映画ですが、戦後も何回か再上映されています。原題がユニオン・パシフィックで、工事妨害する悪党や、インディアンとの戦いをスペクタクルに描いていました。でもって画像は、『大平原』の米ポスター。