幕末の英雄性格

nostalji2010-03-28

龍馬伝』は、龍馬が脱藩して第1シ−ズン終了とのこと。大河ドラマに第1や第2といったシーズン性があるのですかね。英雄には天才型と秀才型がありますが、坂本龍馬は前者ですね。高杉晋作もそうですが、経験とか知識をもとにして理論を構築するのでなく、動物的な勘でもって方向性を定めていきます。平和な時には役に立たないのですが、乱世には必要なタイプです。
秀才型は概ね現実主義者で、桂小五郎のように、その場その場でその時の最善手をうっていきます。合理的なんですが、アッと驚くような飛躍はあまり期待できません。一発大逆転がムリなタイプです。武市半平太のような理想家タイプは、議論に勝っても現実とのギャップに挫折して破滅していくしかないのでしょう。画像は、福山雅治坂本龍馬
昨夜、NHKハイビジョンで『大仏開眼』の前編を観る。『聖徳太子』→『大化の改新』に続く、古代史ドラマ・スペシャルね。韓国時代劇だと史実を無視して、孝謙女帝と吉備真備の恋や朝廷内の権力闘争などフィクションを中心に、ストーリー豊かに全50回ぐらいのドラマにしたでしょうね。前後編だけで了えるには、惜しい題材で〜す。