帰京したが

傷が治り、リハビリできる状態になったので、母は急性期病院から回復期病院へ転院。急性期病院の日赤では、入院の際に必要となる衣類・タオル類・日用品・紙オムツ類のレンタルサービスがあったので準備する必要がなかったのですが、転院先には何もなく、全て準備とのことでバタバタ必要な物を揃えました。洗濯サービスだけはあったので、衣類・タオルについては余裕をもって準備。それでも足りないものがあれば従姉妹に頼むことにして一旦帰京です。
受傷前の状態に近づくようにリハビリ開始。介護士の手をかりてトイレや風呂に行くことができる状態なので、転倒しないようにしっかり歩行訓練です。2週間後に治療経過と今後の計画について担当医より説明があるので、来週また帰省予定。

移動や待ち時間で、磯田道史:著の『龍馬史』(文春文庫:2013年5月10日第1刷発行)を読了。
司馬遼太郎の『竜馬がゆく』によって、坂本龍馬が幕末ヒーローのトップになり、今では数多くの龍馬本が出版されています。龍馬の行動は開けっ広げで、筆マメでもあったことから次々に新しい史料が発見され、話題に事欠きませんな。本書は、龍馬にかかわる手紙・日記などの史料から、龍馬の性格や事跡を追うだけでなく、当時の社会のあり方や、人のものの考え方を追求しています。そして龍馬暗殺の謎についてもね。史料の読解と巧みな推理力で、龍馬暗殺における諸説の矛盾を指摘し、納得感のある結論を導き出していま~す。
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