見つからなくても

nostalji2010-03-30

アビエイター』を観て、『大いなる野望』(1964年/監督:エドワード・ドミトリク)の録画保存ビデオを探したのですが、結局見つかりませんでした。邪魔なビデオが増えたので、処分したみたいですね。『大いなる野望』は、ハワード・ヒューズをモデルにしたと云われるハロルド・ロビンスのベストセラー小説を映画化したものです。主演はジョージ・ペパード(ジョナス・コード=ハワード・ヒューズ)でしたが、注目すべきはキャロル・ベーカーのリナ・マーローとアラン・ラッドのネバダ・スミスでした。
リナ・マーローは完全にジーン・ハーローを想定していて、この映画のイメージが強烈だったので、ジーン・ハーローの伝記を映画化した『ハーロー』(1965年/監督:ゴードン・ダグラス)では、キャロル・ベーカーが主演しています。画像は、キャロル・ベーカーのハーロー。
アラン・ラッドは『大いなる野望』が最後の作品で、実に渋い演技をしていました。『シェーン』から脱却した最高の出来といえます。若き日のネバダ・スミスは、独立した1本の作品として、スティーブ・マックィーン主演で映画化されましたね。