愛しの女優

nostalji2010-08-30

今週のBS2は西部劇特集。毎度お馴染みの作品ばかりで残念なんですけどね。本日放送の『リオ・ブラボー』(1959年/監督:ハワード・ホークス)は、毎年放映されている感じです。爽快感あふれる西部劇の傑作ですが、繰り返し見せられてもね。
画像は、アンジー・ディキンソン。ホークスは、TVドラマ『ペリー・メイスン』にゲスト出演している彼女を見て、それまでB級映画の傍役にすぎなかった彼女を『リオ・ブラボー』に抜擢しました。セリフに難のあった彼女をホークスは、「アンジーはセリフを、それから懸命に逃れようとするかの如く早口で言う癖があったので、私は彼女の演技スタイルを少しスローダウンさせた」と語っています。演技的にも上達し、この作品で一躍ハリウッドに注目されるようになったんですね。美脚だけでなく、“モナリザ・スマイル”と呼ばれる彼女の微笑も素敵で、私の好きな女優の一人で〜す。
作詞家の阿久悠も彼女のファンだったようで、私の推測では、ピンク・レディが歌った「ペッパー警部」は、彼女が主演したTVシリーズ『女刑事ペパー』がヒントになっています。このペパー役で彼女は1975年のゴールデングローブ最優秀テレビ女優賞を受賞しており、CATVで再放送してくれませんかねェ。
24日〜27日の日記をバックデイトでアップ。宿題の一つが片付いた感じです。他にも宿題があるので、忙しい、忙しい。