黒人西部劇

nostalji2010-10-08

ビデオで『バッドアウトロー』(1996年/監督:パリス・バークレイ)を観る。悪党(ジェームズ・コバーン)に母親を殺され、土地を奪われた主人公(シンバッド)が、山男(バート・レイノルズ)やガンマン(アーニー・ハドソン)に手ほどきを受け、りっぱな?ガンマンとなって復讐を果たすコメディタッチの黒人西部劇です。晩年のジェームズ・コバーンは悪役が多いのですが、今イチ憎々しさが足りませんね。バート・レイノルズも付録的存在ね。各シークェンスに深みがないので、全体的に薄っぺらなものになっています。グレゴリー・ハインズが格好いいところを見せていますが、しょせん拳銃ごっこで〜す。
親分と慕われた大沢啓二(78歳)さんが亡くなる。現役時代、南海ホークスの鶴岡監督が親分と云われていましたが、大沢さんがリッパに襲名した感じでしたね。それにしても訃報を聞く度に、60代なら65・66・67、70代なら76・77・78、80代なら87・88・89といったように、寿齢をはさんだ3年の死亡が一番高いような気がします。