録画していた『２０１２』（２００９年／監督：ローランド・エメリッヒ）を観る。２０１２年１２月２１日に地球滅亡を予言したマヤ文明の暦を題材にしたＳＦパニック映画です。太陽活動の異状から、地球のマグマが爆発をはじめ、大地震・地割れ・大洪水が世界各地を襲うんですな。アメリカ大統領（ダニー・グローバー）は事前に地球物理学者からそのことを知らされ、主要国政府と極秘裏に箱舟を建造しています。その場所がヒマラヤの奥地ね。大津波がヒマラヤまでやってくるのと、箱舟に乗れるのが４０万人ほどで民衆が押し寄せるのを防ぐのが目的でしょう。ジョン・キューザックの一家が、あらゆる困難を乗り越えて、箱舟に乗りこむのがメイン・ストーリーになっています。極めてご都合主義的な展開なのですが、最新ＳＦＸによって素晴らしい見世物映画に仕上がっていま〜す。画像は、ジョン・キューザック。
ところで、もし日本政府がアメリカ大統領からこんなことを知らされたら、極秘に箱舟建造なんてできないでしょうね。管さんは決断力がないし、閣僚は口が軽いし、小田原評定しているうちに日本国民は全滅だァ。
