名高きギャング

nostalji2011-01-05

録画していた『パブリック・エネミーズ』(2009年/監督:マイケル・マン)を観る。アメリカ犯罪史に名高いジョン・デリンジャージョニー・デップ)を主人公にした実録ギャング映画です。FBIメルビン・パーヴィス(クリスチャン・ベイル)の執拗な追跡を受けながらも、恋人ビリー・フレシェット(マリオン・コティヤール)との逢瀬を描くことにより、人間ドラマに仕上がっています。デリンジャーだけでなく、この映画にも登場するプリティボーイ・フロイドやベビーフェイス・ネルソン、同じ頃活躍したマシンガン・ケリーなどを主人公にした実録ギャング物が、これまで数多く作られていますが、最も上出来作品といえるでしょう。
だけど、この手のギャング映画は、一級品の味わいより安手のB級作品が似合っており、私としてはそちらの方に愛着を感じま〜す。