昨日の続きで

nostalji2011-04-19

録画していた『よみがえる大河ドラマ〜デジタルリマスター版』の「竜馬がゆく」と「天と地と」を観る。両作品ともよく観ていた作品(といっても、5〜6割ぐらい)で、色々と記憶に残っています。北大路欣也の竜馬より、高橋英樹武市半平太が好きでしてね。浅丘ルリ子おりょうも良かったな。今回放送された第16回は竜馬脱藩のエピソードで、観た記憶があります。記憶から消えていた意外な出演者に嬉しくなりましたよ。
天と地と」は、大河初めてのカラー作品ですが、私が観ていたのはモノクロだったのでカラー映像は今回初めてね。主演の石坂浩二は、当時は青春二枚目スターで、戦国武将のイメージに合わないと思っていたのですが、どんどん良くなっていった気がします。放送分は最終回の川中島の合戦で、大量のエキストラを使ったとのことですが、思ったより迫力がなかったですね。昨日観たスタジオ撮影の「三姉妹」の方が、モブシーンの密度が濃かったです。
竜馬がゆく」は、大河以前にも中野誠也主演でドラマ化されている司馬遼太郎のベストセラー小説が原作でしたが、海音寺潮五郎の原作「天と地と」は、1960年〜62年に『週刊朝日』に連載され、その後、上下2巻の単行本となって刊行されましたが、あわせて数万部どまりでした。ところが1969年に大河ドラマとして放送されるや、全3巻の廉価版が再刊され、各巻数十万部の売上げを記録し、その年のベストセラー2位となりました。各書店で、テレビ原作本コーナーが設けられようになったので〜す。