原作に近い

nostalji2011-05-21

江戸川乱歩全集の第3巻を再読。『木馬は廻る』『陰獣』『芋虫』『孤島の鬼』『蜘蛛男』の5作品が収録されていて、『芋虫』まで読了しました。
画像は、加藤泰監督の『江戸川乱歩の陰獣』(1977年)ね。原作は主人公の一人称で語られており、映画も主人公(あおい輝彦)の眼を通して描かれていましたね。原作の持つミステリアスな部分とエロチックな部分も上手く表現されていたと思いますよ。なんといっても香山美子が魅力的でした。最近(2009年)、外人スタッフによる映画化もされているようで、機会があれば観たいと思いま〜す。