ディズニーらしいラスト

nostalji2011-07-03

プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』(2010年/監督:マイク・ニューエル)を観る。少年時代に勇気ある行動によってペルシャ王の養子(ジェイク・ギレンホール)となった主人公が、敵国に武器を密売しているという理由で兄たちと一緒に聖なる国アラムートに攻め込むんですな。アラムートの王女(ジェマ・アータートン)は捕らえられ、隠そうとしていた短剣は主人公の手に。ところが祝勝会で主人公が王に献上した聖衣に毒が仕込まれており、王が死んだことから主人公は暗殺犯にされます。短剣を取り戻そうとする王女と主人公は脱出し、砂漠の珍道中が始まるのです。短剣には1分間だけ過去に戻れるという魔法の力があって、さらにアラムートの地下にある時間の砂に短剣を突き刺せばずっと昔まで戻れることがわかります。金目当ての小悪党や王の弟(ベン・キングスレー)に命じられたハッサンシン暗殺集団が絡んで、真犯人捜しの冒険アクションが繰り広げられるのね。
アクション中心にストーリー展開していくので、物語や人物描写に深みがないのは、最近のハリウッド映画の傾向なので仕方ないですね。アクションの連続はいいのですが、編集が下手なのか、ところどころ動きがよくわからないところがありました。それと、この手の映画は王女が気品ある美女でないとね。アクションは緩くても、魅力ある美女だけで楽しめた1950〜60年代の冒険時代劇が懐かしいで〜す。
録画していた『ウルトラQ』の10話と11話を観る。第10話「地底超特急西へ」は、東京から北九州まで4時間で結ぶ地底超特急が完成したのですが、間違って積み込まれた新生命体M1号が誕生し車内は大騒ぎ。M1号のマヌケ顔がいいですねェ。
第11話「バルンガ」はエネルギー源を食料とする風船怪獣バルンガの物語。最後は太陽を食料とするために地球を去るのですが、現在まで太陽に異状がないので吸収しきれなくて爆発したのでしょう。蜂のムサシみたいにね。