チャンバラ歴史劇でなく

nostalji2018-08-14

帰省中の日記を全てアップした後、録画していた『ゲート・オブ・キングダム 王の帰還』(2017年/フィリップ・トッド)を観る。中世のスコットランドを舞台にした英国時代劇です。
ダルリアーダ王国はピクト族の謀略によって滅ぼされ、王子のアルピン(ジェイク・マクギャリー)は齢の離れた弟フィンとダルリアーダから脱出。10年後、ダルリアーダに帰ってきたアルピンは村人が魔女オルク(ケリー・ブラウン)と影の軍団に脅えていることを知ります。オルクはダルリアーダの初代王によって岩窟に閉じ込められていたのですが、ピクト族の王が封印を解いてしまったのね。オルクは村の子どもたちをさらっており、フィンも影の軍団にさらわれます。アルピンは、父をオルクに殺されたピクト族の王女エダナ(ショーナ・メルローズ)とともに、子どもたちを救うため魔女が棲む森に入っていきますが……
王国再建のアクション時代劇かと思いきや、チンケな魔女退治のファンタジーアクションでした。刻印に秘められた王のパワーというのがよくわからないし、王国とは程遠い小さな村での安っぽいCGによる戦闘アクションでは、とてもじゃないが褒めるところはありません。私が今年観た映画の中で、一二を争うチーピー作品で〜す。
孫たちも帰り、通常ベースの生活が戻ってきました。