録画していた『ウルトラＱ』の２２話〜２４話を観る。第２２話「変身」は、アマゾンに棲む蝶の毒によって巨大になった男と恋人の物語です。何故アマゾンの蝶が上高地にいたのか不明だし、一の谷博士が作った電子銃によって男が元の身体に戻ったのかも不明です。巨大になった男（ハート型の胸毛は異様）が農家を踏みつぶすだけの話ね。
第２３話「南海の怒り」は、大ダコに襲われて遭難した漁師（久保明）が南海の美女（高橋紀子）に救助され、島を襲った大ダコをやっつける物語。これまたツッコミ処の多いエピソードです。画像は、南海美女の高橋紀子。彼女は『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の決闘』（１９６６年・東宝）にも水野久美と一緒に南海の美女役で出演していましたね。東宝怪獣映画に南海美女はつきもので、『キングコング対ゴジラ』では根岸明美が、『モスラ』ではザ・ピーナッツが、『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』では前田美波里が、『ゲゾラ・ガニメ・カネーバ 決戦！南海の大怪獣』では小林夕岐子が、南の島に彩りを与え、当時の怪獣少年たちの頭に焼きつけたので〜す。
第２４話「ゴーガの像」は、Ｘ線鑑定したゴーガの像の中から現れたカタツムリの怪獣が東京を襲う物語。古美術密輸組織を追う女性調査員が絡み、当時ブームだったスパイアクションが展開します。女性調査員が使うスパイ小道具が楽しいのね。
