櫛は使わなかったけど

nostalji2011-10-31

西部劇(マカロニ)DVD『荒野のお尋ね者』(1966年/監督:エンツィオ・G・カステラッリ)を観る。南北戦争が終了しても南軍軍旗を掲げて町や農場を襲う一団があったんですな。首領は元南軍大佐のブレイク(ガイ・マディスン)で、彼と配下の5人の幹部には莫大な懸賞金がかけられています。幹部の一人が捕まり、死刑になるところを助けてブレイク大佐の一味に入ったのがスチュアート(エド・バーンズ)という謎の男。彼は南軍の将軍が隠したという20万ドルの場所を知っているので、南軍復興の軍資金にしようと持ちかけます。ブレイクと配下の5人、それにスチュアートが金の隠し場所へ出発しますが……
主演はTVシリーズ『サンセット77』のクーキー役で人気者となったエド・バーンズです。帽子を被らないのは、整髪された髪を見せるためでしょう。軽快な動きで、アンソニー・ステファンとは全然違います。(笑)
エド・バーンズにガイ・マディスンと米役者を使い、南軍の無法者集団という設定は、マカロニブーム初期の作品に多くあったアメリカ西部劇を意識したものですね。公開時の監督名は、E・G・ローランドじゃなかったかな。それらしく見せるために変名を使うのね。主人公が賞金稼ぎで金だけが目的とか、自警団が悪党たちに待ち伏せされて一方的に射殺されていくところは、マカロニの定番で〜す。
PS3で『RDRアンデッド・ナイトメア』をプレイ。ディケンズに会ってメキシコに渡る方法を知り、ストーリーの流れにそってメキシコにやってきました。女修道院長に会い、メキシコのゾンビ退治開始です。緑の毒霧を吐き出すゾンビ・レッチャーがやたら多く、ウッカリするとやられてしまうので、油断できませ〜ん。