まだまだ続く

nostalji2012-09-28

DVDで『新・隠密剣士(第2部・忍法薩摩秘帖』の1回〜4回を観る。第1回「黒い集団」は、龍造寺丹波(高塔正康)が生きていて、九州掌握秘巻を手にした薩摩藩家老の伊集院将監はそれを使って九州諸藩の家老を脅して九州連合を画策します。薩摩藩に忍んでいた伊賀同心がそのことを知らせるために忍者鳩を放ちますが、丹波配下の阿蘇忍び衆が気づき、鳩を追うんですな。鳩は傷つきながらも、影真之介(林真一郎)・かなえ(白鳥みずえ)・大作少年(二宮秀樹)が平和に暮らす阿蘇の里へ。大作少年が鳩を助けたところへ、阿蘇忍び衆の風巻伝心が現れますが、真之介に倒されます。突風を巻き起こす忍法で攻撃してくる風巻伝心を、変わり身忍法の虚影身で真之介が破るのね。
第2回「二人遁兵衛」は、怪しい忍者を追っていた霧の遁兵衛(牧冬吉)が阿蘇忍び衆に捕まり、丹波は姿見盗太夫に真之介暗殺を命じます。盗太夫は忍法・顔ぬすみで遁兵衛そっくりとなり、真之介に近づきます。旧丹波屋敷の地下道に誘い込んで爆裂弾を投げ込みますが、真之介は逃れ、逆に盗太夫の後をつけて遁兵衛を救い出し、盗太夫を倒します。これまでにも、似たような忍法で遁兵衛の偽者が現れたのが何度かありましたね。二役なので特撮は簡単。
第3回「蓑虫破術」は、遁兵衛が盗太夫になりすまして阿蘇忍び衆に近づき、丹波を誘い出そうとしますが、嗅覚のするどい十色典膳に見破られ捕らえられます。遁兵衛を縛りつけた木の中に蓑虫宗十郎が隠れ、真之介が近づいたところを遁兵衛ごと刺し殺そうとしますが、遁兵衛の目の合図で真之介は木の後ろに回り宗十郎を倒します。
第4回「韋駄天術法」は、十色典膳から真之介と遁兵衛が薩摩に向かったことを知らされた丹波は、足の速い鹿六に命じて薩摩藩家老の伊集院にそのことを知らせようとします。しかし、真之介と遁兵衛は追い越していった鹿六を捕まえ、真之介は伊集院の屋敷に潜入します。鹿六は遁兵衛の監視から逃げ出し……
画像は、林真一郎と白鳥みずえ。今回は挿入歌「影を求めて」を歌うシーンがありませんね。気に入った曲なんだけどなァ。