4〜50年振りの再見

nostalji2013-03-23

録画していた西部劇『西部の人』(1958年/監督:アンソニー・マン)を観る。これまた、洋画劇場が華やかりし頃にテレビで観て以来です。学校の教師を雇うために町民から預かった金を無法者の一味に奪われた主人公(ゲイリー・クーパー)が、奪った一味と対決する物語ね。主人公は元無法者で、一味の首領が20年前に一緒に悪事を働いていた叔父(リー・J・コッブ)という骨肉争う内容は、アンソニー・マンらしい西部劇です。
列車が燃料補給のために停車した時、列車強盗が襲い、応戦しながら列車は急いで発車。金が入っていたクーパーのカバンが盗まれ、外に出ていたクーパー、詐欺師のアーサー・オコンネル、酒場の歌手ジュリー・ロンドンの3人がとり残されるんですな。列車に乗っていた客はたくさんいるのに、この辺はかなり適当な演出ね。クーパーがオコンネルとロンドンを連れて廃家に行ったのは、休むためなのか盗まれた金を追っていったのか曖昧だし、オコンネルがクーパーを庇って無法者のジャック・ロードに撃たれるのも、とってつけた感じで感心しません。脚本が今イチ杜撰なんですよ。
ジャック・ロードはコッブに撃ち殺され、クーパーは仲間になる風に装って、銀行襲撃に出発し、ロイヤル・ダノ、ロバート・ウェルク、ジョン・デナーと一人ずつ倒していきます。最後は留守中にロンドンを犯したコッブを撃ち殺して悪縁を断つのね。風景描写などに見るべきところはありますが、ジュリー・ロンドンが出演しているのに歌うシーンはないし、クーパーのキャラにもあっておらず、不満の残る作品でした。
PS2のゲーム『レッド・デッド・リボルバー』のステージ15「ベアマウンテン」をクリア。レッドが捕まったことを知ったレッドの従兄弟シャドー・ウルフがレッドの救出に行きます。プレイキャラはシャドー・ウルフに変わり、武器は弓矢とナイフ。弓矢でひたすら敵を倒していくだけ。ボスキャラのグリズリーはトーテムポールを跳びまわりますが、行動パターンを予測してどんどん矢を放ちます。ナイフを投げようとした時に命中すると、動きが止まるので空かさず矢をぶち込んで仕留め、捕まっていたレッドとバッファロー・ソルジャーを救出で〜す。