新味なし

nostalji2013-08-26

西部劇(マカロニ)DVDの『復讐の用心棒』(1967年/監督:マウリツィオ・ルチーディ)を観る。家族を殺された復讐のためにペコス(ロバート・ウッズ)がやって来たヒューストンの町は、この町に運びこまれた8万ドルの行方を追ってクライン(ピエル・パオロ・カポーニ)一味が荒らしまわっていいた。クラインこそペコスの復讐相手で、酒場でクラインの手下二人を早撃ちで倒す。クラインは激怒し、ペコス捜しにやっきとなり……
酒場のオヤジが隠した8万ドルを探すために手薄になったクラインの部下をペコスが次々にやっつけますが、葬儀屋の密告でペコスはクライン一味に捕まるのね。さっさと殺せばいいのにリンチしただけなので、酒場女にペコスは救けられ、医者の家に隠れます。酒場女は救けた証拠を残したままなので、クライン一味にばれるという、お粗末な展開が続きます。その後も、ペコスはごたごたと後手にまわる展開。最後に医者の娘をタテにしたクラインと対決するんですが、ダイナマイトをしかけた8万ドルの入った樽をクライン一味に渡して爆発させるなんて少し粗っぽいんじゃない。いいかげんなところは、真にマカロニで〜す。