昨日に続き

nostalji2018-03-12

マカロニ西部劇『復讐の4ドル』(1965年/監督:アルフォンゾ・バルカザール)を観る。韓国製格安ブルーレイに収録された日本未公開作品です。
南北戦争終結し、故郷に帰ってきたロイ大尉(ロバート・ウッズ)は、恋人メルセデス(ジア・アーレン)との婚約もつかの間、南軍金貨護送の任務につきます。しかし山賊マンウェル一味に待ち伏せされて小隊は全滅、一人生き残ったロイは奪われた金貨が家で見つかったことから犯人一味にされて終身刑。刑務所で命を狙われ、死んだ囚人の死体に化けて脱獄します。リンチされそうになっていたメキシコ人を救って味方にし、真犯人を捜すためにマンウェル一味に潜入しますが……
恋人の名がメルセデスで、ロイ家の財産を狙って偽証した従兄弟デイブ、ロイと総督の座を争っていた権力欲の強い検事ハミルトン、マンウェルに情報を流したロイの恋敵ベリー(アンジェロ・インファンティ)に復讐していくという元ネタは『モンテ・クリスト伯』ね。無実を証明する人物が次々に死に、主人公を信じている上官(アントニオ・カサス)が悪党に罠をかけて主人公の無罪を証明するラストはかなり御都合主義。宿敵との決闘が拳銃でなく。サーベルによるチャンバラというのが変わった味付けですな。本場三流西部劇より少し良といった程度の作品で〜す。
平昌パラリンピックは、男子スノーボードクロス下肢障害で成田が銅。これでメダルは4個目、そろそろ金が欲しいです。