魅力的な野生馬

nostalji2013-09-01

西部劇DVDの『シエラ』(1950年/監督:アルフレッド・E・グリーン)を観る。
山の中で道に迷っていた弁護士リリー(ワンダ・ヘンドリックス)は、リング(オーディ・マーフィ)に助けられます。リングと父親ジェフ(ディーン・ジャガー)は、山中で人知れず野生馬を飼いならして暮らしているのですが、ジェフは15年前の殺人容疑者として逃亡中だったのね。リリーを町に帰すために野生馬を調教していたジェフが落馬して、リングはリリーと医者を呼ぶために町へ。リングの身元がバれ、リングは自警団に追われることになります。リリーはジェフの無実を証明するために証拠を探しますが……
町の誰もが信用しなかった野生馬の大群が証拠となるのですが、真犯人捜しより、野生馬の捕獲シーンが見どころです。群れを率いて疾駆する黒馬の美しいこと。出演者の誰よりも魅力的でした。リングが野生馬を捕獲するために集めた仲間の中に新人時代のトニー・カーチスがいました。クレジットはトニーでなく、アンソニー・カーチスね。
画像は、オーディ・マーフィとワンダ・ヘンドリックス。DVDにはこの映画の撮影後に二人は結婚したと説明されていましたが、結婚でなく離婚ね。オーディとワンダは1949年に結婚しているんですよ。でもって、1951年に離婚。